男はなぜネクタイを結ぶのか。

04-1

なぜネクタイを結ぶのか?

Bowtie is a tool to express your intelligence.
It is MASAZIRO (音楽・追憶)

私のクロゼートの中に、少しくたびれてしまったジャケットがある。
しかし懐かしい、学生時代にバイトしてやっと買ったVANのネイビージャケット、
ほぼ毎日どこに行くにもお供していた愛着のあるジャケットである。
懐かしい70年代が蘇ってくる。
そっと羽織ってみる、片腕はなんとかとうせたが肩がはいらない、
とてもじゃないが当時とは体型が違いすぎる。50キロ台の当時と今では15キロ
以上の差がある、あたりまえじゃないか。フッフと自嘲しながら、
「でもよかったよなぁ、あの当時」としばしタイムスリップ。
世の中、断捨離って言いますが、捨てられない。
思い出が染みついている物。
苦労して買った物。
どれも、これも愛着があります。

お気に入りのネクタイを結ぶとなぜか、パワーが漲る。

重要な国際会議などでは濃紺のスーツに真っ赤なネクタイを締めます、
特に米国の大統領などによく見るスタイルです。
首元、胸元がすごく主張しています、「どうだ、俺を見なさい」
という感じだ。
私も、大事な日には、一張羅のネクタイを結ぶ。
なぜか、パワーが漲る、お気に入りのネクタイを結ぶと。
商談もうまくいく、もちろん手結びのボウタイだ。

実は、ここからが大事なところであるが。
知人から、「あなたの知性を表現する拘りのボウタイ」とは、
「どういう意味であるか?」と質問を受けました。

MASAZIROは、このように考えている。

人はそれぞれに「知性」が存在する。
「知性」は束縛されないもので、その知性の表現も自由であるべきと
考えている。
しかし、そこには不思議な決まり事のようなものが存在する。

では、「知性を表現する」ということは、どういうことだろうか?

ちょうど、志茂田景樹氏のブログから引用すると。

「外見で判断するな、と言われても人は外見で判断するんだって。
目は外見しか見えないからしようがないよね。
目が見えないところを見抜く力は一朝一夕にはつかないもの。
だから、まずは外見で見られることに強くなろうよ。
すると、自分の内面のよさを発揮しやすくなるんだから。」

志茂田氏の言葉は少々乱暴かもしれないが、実に的確に言いえている。
人は、見た目で93%以上その人を判断するといわれているが、
このことはメラビアンの法則でも証明されているのである。
ご存知かと思うがアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが発見した
法則である。
メラビアンの実験によると人間の意思伝達の効果は、見た目、表情、動作、
立ち振る舞い、
服装の見た目が55%であるといわれている。

ついでに言えば、「声が38%」「言葉や話の内容が7%」
話を交わさなければ、ほぼ見た目で判断されるということになる。
ここで言う「見た目」とは、容姿の美醜をいっているのではなく。

チャンとした身なりをしているか?

普通の気質の人と同じ身なりであるか?と、
いうことではないではないか。

殺人狂時代

古い話で恐縮であるが、チャーリーチャップリン
が映画「殺人狂時代」で大富豪に化ける
シーン、この時のネクタイはエルメスでもなく、
シャルベでもなく無名のネクタイであった。
たったそれだけのことで大富豪であることを演出したのである。
家柄も良く、やや古風であるが何一つ不自由のない
男を表すのに、最適な小道具であった。
それが、たった、一本のネクタイである。
不思議だ、一本のネクタイでチャンとした社会人であるということを瞬時に判断される
としたら怖い。

繰り返すが、

 人は、目が見えないところを見抜く力は一朝一夕にはつかない、
だから、まずは、外見で見られることに強くなる。
すると、自分の内面のよさを発揮しやすくなる。

予備知識や過去に話をしたことがある場合を除くと
一言とも言葉を交わせない人を見抜くことは、不可能ではないか。
目が見えないところを見抜く力は、神のみが知る。と、いうことではないだろうか。

MSAZIROのボウタイを結ぶと、知性的に観られる、あくまでも外見上であるが、

徐々に内面上にもその効果が発揮されていく。

外面と内面、どちらかだけでは成り立たない。
「人柄」は「見た目」に影響を与え「見た目」は「内面のよさ」に影響を与える、
相互に影響を与える存在である。

この二つをいずれも持っていることで、よりその人、個人の知性というものを
高めていくことができると考えている。

そういう意味でも、MASAZIROのボウタイはあなたを知的生活に導く必須の
アイテムではないだろうか。

Bowtie is a tool to express your intelligence. It is MASAZIRO
署名

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