麦わら帽は冬に買え！って諺がありました、オットこれは株式相場の格言ですね。
失礼いたしました。

実は、パナマ帽を買ってしまいました。
この春夏に被ってのお出かけを想定してのことですが。
銀座トラヤってお店です。
日本人向けのプリム（鍔）で、やや短いですが実にいいバランスです。
不思議に背が高く見え、小顔に見えるんですね。これが。

近頃、とんと帽子を被っている紳士を見かけません。
とくに冬のソフト帽子は。
たまに、70～80代の方がお被りになってる程度で、私のような中途半端な年代の者は
全くといいいほど見かけません。

かってのヨーロッパでは紳士を見分ける方法として、こんな言い回しがあったそうです・・・。
もしその人物が家の中に入って来て、帽子を脱ぐようなら真の紳士。
帽子を脱がないのなら紳士のふりをしている男。
そして帽子をかぶっていない人物は、紳士のふりをすることさえあきらめている男。
と記述がありましたので、とにかく、外見も心も紳士でいたいと思う心意気で買ったん
ですがこれが、結構つらい。

誰も気に留めていないのでしょうが、なにか視線が来るような。
パナマ帽を被って出かけるのがちと恥ずかしいと思う今日このごろです。
と、いいつつも、この春夏はお気に入りのボウタイを締め、コットンジャケット
に身を包み、素足にローファーで街を闊歩したいと画策しております。